力仕事中のぎっくり腰
こんにちは、名古屋市緑区の整体『赤月堂』です。
今日はぎっくり腰のお客様の話です。
お客さんは腰が痛く動きにくい状態でした。
触診すると腰椎に若干炎症はありましたが、腰椎自体にズレはありませんでした。
他の部位を探ると肩関節の両側が極端にズレていました。
そのまま他も探ったのですがありませんでした。
なので、肩関節だけ調整することにして他は調整しませんでした。
両肩関節は前後方にズレていて、それを調整した後、ぎっくり腰は無事改善して動けるようになりました。
腰椎周りの炎症は1日経てば、ほぼ落ち着くかと思います。
たぶん、その方は力仕事なので仕事中に肩関節をズラした際に、腰椎の筋肉を痛めたんだと思います。
腰と肩は筋膜同士で繋がっていたり、他にも筋肉と骨で働く張力バランスの繋がりもあるので、ありえないことではないです。
このように人体は不思議なもので、痛いところとは別の箇所に原因があることが多いです。
ぎっくり腰が起きても安易に腰を押したり、ストレッチしない方がいいのは、原因が腰にないにも関わらず、無駄に負担をかけるとさらに回復を遅らせるからです。
自分で無理やり押し込んで、悪くもない腰の骨をズラしたらシャレになりません。回復が遅れるばかりです。