骨盤矯正の現状

2024.05.09

※今回の記事は前半、後半に分けますが、個人的考察の記録みたいなものです。退屈だと思うので、他の骨盤矯正関連の記事がいいかもしれないです。

　私はいくつかの日本古伝の整体とカイロプラクティックの骨盤矯正を学んだことがあります。

　ですが、実質一流派に絞って習得してます。

　なぜかと言うと人体の骨を立体的に細かく調整してるのはそこだけだったからです。

　骨盤矯正一つすらとても立体的に細かく骨の動きを掴んで調整します。

　ですが、その他のカイロプラクティックと日本産の整体による骨盤矯正はとても平面的な調整法が多いです。

　過去何度か他の整体も受けましたが、90%以上が平面的な調整でした。

　同じような矯正法を使う人が非常に多いです。流行りなのか骨盤矯正を押し出す店は消滅どころか増え続けてます。言うまでもなくタチの悪い店が割合占めてると考えてます。曖昧な世界ですからね。

　また、骨盤矯正は実際5〜15分でも終われる作業です。

　なぜなら、骨盤が的確に調整されてれば、自然に背骨のバランスが変わり、筋肉も勝手に緩んでいくからです。

　それだけ骨盤は体全体に影響を与えやすい部位です。

　しかし、現状骨盤矯正の多くは前後に必要のない揉みほぐし、リラクゼーションを取り入れてます。

　これによって骨盤は違うバランスになってしまうのです。

　状況にもよりますが、これは使い手が間違えると効果を下げることもあります。（単なる癒し目的なら何しても問題ないと思います。）

　必要だからやる事と必要でもないのにすべて揉みほぐす事は、全く意味が異なってきます。

　『骨盤矯正を平面的にやっている』、『揉みほぐしを加えることで骨盤が少し狂う』が現状です。

　まだそこまではいいですが、触診までも平面的にやってるのが一番の問題です。

　私のところに来るお客さんで最も多い実例をあげます。

『骨盤矯正して腰痛が一回で治ってからちょくちょく骨盤矯正をしてる。3年間そこに通ってたが効かなくなったから、他の店に行き、自分に効く店を探し回ってる』というお客様。

　では、なぜ骨盤矯正で腰痛が治らなくなったのか？次回の記事で。

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