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なぜ骨盤矯正が効かなくなる現象が起きてしまったのか?

※今回の記事は前半、後半に分けてますが、個人的考察の記録みたいなものです。後半も退屈だと思うので、他の骨盤矯正関連の記事がいいかもしれないです。

 『効かなくなった』、この言葉は間違った施術を受け続けたお客さんが壊れた状態に至った時に必ず言います。

 ですが、この言葉だけではまだそう断定できません。『痛みの原因の位置』が変化しただけかもしれません。

が、触診をすると断定できます。

 なぜなら明らかに間違った骨の矯正だからです。なぜこのようなことが起きるかと言うと、平面的に触診した場合、誤診が起きるからです。骨盤とはそう言う部位なんです。

 実際、私が習っていた時代でも、驚いたことに柔道整復師の生徒さん達全員が触診できていなかったんです。しかも、1人だけ医者で習ってる方もいたんですがその方もです。それくらい誤診が多い箇所です。

 そのことから、私は効果がなくなったお客さんたちの事をこう推理しました。

 『誤診で間違った方に骨を動かされ、痛みが消えるバランスに変化しただけ。だから、それを続けることで間違ったバランスがどんどん進行して、結果的に痛みが消えなくなる。』

 痛みが消えるバランス、要するに『その人にとって自然な本来あるべきバランスではない。』ということです。

 実際、今まで同門の練習や他の整体も受けましたが、全く逆方向に骨を動かしても意外と痛みが消えるケースがあるんです。

 もちろん、人によってはその場で壊れてしまったり、数年後に治りにくくなったりもします。

 あとあまり言いたくない考察ですが、その間違ったバランスのままでも運が良ければ痛みが生じず幸せに死ねることもあると思います。ただ、現実は痛みでる人の方が多いです。

 間違ったバランスで痛みを消すのは、個人的にはリスクがある方法だと思いますが、でも一つの療法としては、使い方によってはアリだと思ってます。

 また、間違ってる方に動かすのは痛みを消すのに割と即効性が高いです。もともとその方向にズレるような生活も送ってるから、さらに同じ方向にズラした方が意外と維持もしやすいです。

 ただし、余力がある人だけです。ジェンガのように複雑なバランスになってる人はもう倒れるしかないので確実にその場で壊れます。

 ただ、一つ大切なのは『それをやってる自覚があるのかないのか』は大きな問題だと思ってます。意図的なら修正が効くけど、意図的じゃないなら戻しようがないからです。

 この考えをどう受け取るかは今これを読んでる人次第です。ただの私見、考察のようなものですので、今回の二つの記事は情報というより個人的記録みたいなものになりましたね。

骨盤矯正に関する知識シリーズ(https://akatsukidou.com/blog/seitai-information/fixing-pelvic-tilt/)

運動不足の人・運動をしない代わりにストレッチだけやってる人の筋肉(https://akatsukidou.com/blog/about-muscles-of-people-who-just-stretch-without-exercising/)

ストレッチポールで猫背が治らない理由(https://akatsukidou.com/column/why-foam-rollers-dont-cure-hunched-backs

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