間違ったストレッチ
名古屋市緑区の整体『赤月堂』です。
こんにちわ。
今日はストレッチのソレダメです(笑)
1番間違えてはいけない項目なのでそれをお伝えします。
ストレッチでよくグッグッと押し込んだらダメと言われてますが、なぜダメか理解してない人が多いです。
なので、それについてわかりやすく書こうと思います。
ストレッチは一般的に可動域いっぱいまで筋肉を伸ばします。
しかし、正確には『脱力して可能な範囲内で伸ばしていく』です。
範囲外や可動域外にまで急激に伸ばすと、防御反応、反射が起きます。
反射とは、『これ以上伸ばさないで』と言う合図です。
拒絶反応と言ってもいいでしょう。
それをググッと押し込むと、筋肉は嫌がり逆に硬い性質の筋肉を構築してしまいます。
拒絶したくなる範囲に突入すると、骨がズレないように、筋細胞が伸びすぎないように収縮します。
さらに、伸ばす時に骨などからも筋肉が圧迫を受けます。
そこを無視して無理やり伸ばすと緊張して伸びにくくなってしまいます。
だから、馴染ませるようにゆっくりやる必要があります。
『え?それでも私は可動域は広がってる?』
確かにそうですね。でも、可動域と筋肉の柔らかさはいつから『イコール』になったのでしょうか?
伸ばす時に張りを感じたことはありませんか?それが拒絶反応です。
その張りができても可動域は増えます。
ただし、伸び切ったゴムになるだけです。
伸び切ったゴムは柔らかく弾力性がありますか?
ありませんよね。
だから、今ではアスリートも運動前ではなく、運動後にストレッチするのです。
伸び切ったゴムでは、ケガの予防もスポーツパフォーマンスも発揮されませんから。
正しくストレッチするなら、とりあえず筋肉の反応をを考慮して、それを感じながら丁寧にゆっくりやりましょう。
どれだけ反応を起こさせないかが1番重要です。それが筋肉の性質を左右します。
ジワジワ、コツコツ、地道に。
※ちなみに当整体院では施術後のストレッチはオススメしてません。