深夜や寝る前にやってはいけないこと:美肌を守るためのNG習慣大公開!
こんにちは、名古屋の整体院『赤月堂』です。
現代では、環境の利便性が増し、スマホによる暇つぶし、Wi-Fiやネットによる情報収集、24時間営業のコンビニや深夜営業のお店などが身近にあり、夜遅くまで活動することが当たり前になっています。
しかし、深夜は心身にとって負担が大きいため、特に美容を意識する若い女性にとって避けたい習慣がいくつかあります。
この記事は、前回の記事と違い、私の経験からの知識も組み込んでいます。
今から深夜にしてはいけないことを前回よりわかりやすく専門的一般的に、私流も少し織り交ぜながら解説し、美肌を守るための具体的な方法を紹介します。
目録
寝不足による美容への悪影響
美容にも健康にももっとと大敵なのが睡眠不足です。
睡眠不足は、成長ホルモンの分泌量が減少し、肌のターンオーバーを乱し、シミやくすみ、ニキビなどの原因となります。また、睡眠不足は肌のハリや弾力も失わせてしまいます。
質の高い睡眠をとるためには、毎日6〜8時間程度の睡眠時間を確保しましょう。
✅成長ホルモンの減少による老化
睡眠不足は、目の下のクマや顔全体のたるみの原因にもなります。
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌細胞の修復やターンオーバーを促進し、肌のハリや弾力を維持する重要な役割を果たします。
睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌量が減少し、クマやたるみが目立つようになります。
✅ターンオーバーの乱れによる弊害
肌のターンオーバーとは、古い角質が剥がれ落ち、新しい肌細胞が生成される過程です。
睡眠不足になると、ターンオーバーが遅くなり、古い角質が毛穴に詰まってニキビができやすくなったり、メラニンが過剰に生成されてシミやそばかすの原因になったりします。
✅結果的にバリア機能も低下
睡眠中に分泌されるバリア機能は、肌の水分を保持する重要な役割を果たします。
睡眠不足による成長ホルモン減少とターンオーバーの乱れによって肌のバリア機能の分泌量が減少し、肌の保護力も低下します。
夜更かしなどの寝れなくなる仕組み
夜更かしで寝不足になってしまう原因、なかなか眠れなくなったり、眠りが浅くなって途中で目が覚める原因は、『副交感神経優位(スマホのスリープ・リラックス・沈静化)の状態』から『交感神経優位(スイッチON・興奮・活発化)の状態』に切り替わってしまうことが主な原因です。
例えば、休もうとしてる内蔵に物を放り込めば消化吸収を開始します。仕事が終わり安心したところでスマホなどで脳を刺激すれば、再び脳は日中と同じように働き出します。
要は、それぞれの刺激に対応して各細胞が活動を始め、脳が覚醒します。
寝る前にスイッチを入れてしまう行為
✅分解・吸収に時間がかかる物の摂取。
✅飲食の量でも分解と吸収に手間がかかる。
✅血が巡り全機能が活発化するまで運動する。
✅いきなり熱々の湯に浸かる、辛味、痛みなど、体がビックリする刺激。
✅興味ある動画や知識を見つけ、ついつい夢中になってしまう。
✅考えることについつい夢中になり思考が止まらなくなる。
以下より寝不足や夜更かしになる原因とそれらによってもたらされる美容への弊害を記述してきます。
深く物事を考える
考えるという行為は脳のスイッチを直接的にONにします。考え事や悩み事は、興奮、モヤモヤ感、恐怖からの不安連想と具体化、新たな気づきとその追求、アイディアが浮かぶ高揚感などの感情が生まれ、頭は冴えていきます。
思考が止まらず、進み続けることで脳はどんどん覚醒していきます。
また、考え事の内容によってはストレスが溜まり、肌荒れを引き起こします。
✅ストレスにより起きる体内現象
ストレスは、身体を緊張させ、血行不良を引き起こし、免疫力を含めた全機能も低下させ、肌のくすみやクマの原因にもなります。
ストレスが与える影響をイメージで例えるなら『士気を下げまくる司令塔』です。
クソ意地悪い毎回社内の空気を悪くする社長が経営してる会社の社員みたいに身体の細胞、各機能がなります。
スマホやパソコンの操作
スマホは常に情報が入ってくるので、物事を考えることと同じように脳を覚醒します。
そして、スマホやパソコンから発せられるブルーライトは、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制し、寝つきが悪くなることが分かっています。
また、ブルーライトは、肌の細胞に直接ダメージを与えることも分かっています。
✅光による脳の覚醒
寝る前に強い光、つまりブルーライトを浴びると、睡眠の質を低下させます。日光などの明るい光は、脳を覚醒させ、寝つきを悪くします。スマホ、PC、テレビ、照明には気をつけましょう。
✅光で脳が覚醒する仕組み
睡眠ホルモンであるメラトニンは、太陽やブルーライトなどの強い光を浴びると分泌が抑制されます。メラトニンが減少すると、寝つきが悪くなり、睡眠の質も低下、結果的に肌の老化に繋がります。
✅メラトニンの減少による弊害
メラトニンは、夜になると自然に分泌され、体内時計を調整し、睡眠を誘導する重要な役割を担ってます。また、肌のターンオーバーを促進する役割もあります。
しかし、ブルーライトを浴びるとメラトニンの分泌が減少し、肌のターンオーバーが乱れ、シミやくすみ、ニキビなどの原因となります。
✅ブルーライトと活性酸素
ブルーライトは、活性酸素を発生させ、肌細胞を傷つけます。活性酸素は、肌の老化を早め、たるみやシワの原因になります。
また、ブルーライトは肌を乾燥させる可能性も疑われてます。
ただ、どんなものにもデメリットはあるので、気にするほどのことではないと思いますが、普段から紫外線対策をしてる方は気にした方がいいと思います。
寝る前の飲食
寝る直前の食事は、肥満のリスクを高めるだけでなく、肌の老化にも悪影響を及ぼします。夜になると、体温が下がり、代謝が低下します。夜遅い食事をすると、消化吸収に時間がかかり、余分な脂肪が蓄積されやすくなります。
また、就寝前の食事は睡眠の質を低下させるため、肌の修復機能が低下し、老化が促進されます。
太りやすくなる仕組み
夜遅い食事は、太りやすくなります。夜になると、体温が下がり、代謝が低下します。なので、消化吸収に時間がかかり、余分な脂肪が蓄積されやすくなります。
肌荒れの原因
夜遅い食事は、肌荒れの原因にもなります。寝る前に食事をすると、内臓が活動を始め、さらに胃腸に負担がかかり、睡眠の質が低下します。
1.アルコールを摂取する
アルコールはまさに太る原因であり、また、利尿作用があるため、脱水症状を起こしやすく、肌からも水分が奪われ、結果的に肌が乾燥します。
乾燥肌になると、バリア機能が低下し、外部刺激を受けやすくなり、肌荒れを引き起こします。
アルコールで起こるむくみの原因
寝酒は、むくみの原因にもなります。アルコールは血管を広げる作用があり、それによって静脈やリンパによる水分の処理が追いつかず手足がむくみやすくなります。
立っている時は、重力の影響で頭から足に向かって水分が溜まりやすく、足にむくみが起きますが、睡眠中は横になってるので顔に水分が溜まりやすくなります。結果的に寝酒した朝に起きると顔全体がむくみます。
また、むくみは、顔のたるみやクマの原因にもなります。
2.カフェインの摂取
カフェインは覚醒作用があるため、寝る数時間前に摂取すると、寝つきが悪くなります。また、むくみや水分不足の原因になることもあります。
私はカフェインで覚醒作用はないけど、『飲みすぎるとお酒みたいにトイレ行きまくって寝れない』はありますね。
カフェインによる浮腫みの理由
カフェインは利尿作用があるため、尿排泄が増えると、ミネラルが不足してむくみやすくなります。むくみは、顔のたるみやクマの原因にもなります。
乾燥による肌荒れ
カフェインは利尿作用があるため、脱水症状を起こしやすく、肌が乾燥する原因になります。
乾燥肌になると、バリア機能が低下し、外部刺激を受けやすくなり、肌荒れを引き起こします。
熱い湯に浸かる
熱いお風呂に入ると、体温が上がりすぎて運動時のように体が覚醒してしまいます。また、熱いお湯は肌の皮脂を落としすぎてしまい、乾燥の原因となります。寝る前は、ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かるようにしましょう。
赤月堂からの変なアドバイス
1日の疲れ感、ベタベタ感を落とすことでスッキリして精神的にも頭が冴えてしまう人がいます。そのような人は逆に入浴を朝にした方が疲労感で心地よく眠れると思います。
おっさんみたいに熱湯風呂が好きな方は
熱いのが好きな方は、いきなり熱いお湯に入らず、シャワーか、おいだき機能で慣らしながら温度を上げていきましょう。
運動のしすぎ
寝る前に運動をしすぎると、逆に体が興奮状態になり、頭が冴えてしまいます。
就寝前の運動は筋肉の疲労回復を妨げるため、肌のハリや弾力が失われやすくなります。
また、人は汗をかかなくても一日で900mlの水が体内から蒸発していきます。汗をかけばもっと減ります。なので、寝る前は運動は適度にしましょう。
赤月堂から寝る前に運動する人へのアドバイス
適度な運動と言われると難しいですよね。だから、私からわかりやすいアドバイスを伝えます。寝る前の運動は疲れることを目指さない、疲れずリラックスをキープできる程度に抑えておきましょう。
水分補給のしすぎ
肌の乾燥についての話がいくつかあったので、この見出しを追加しました。
入浴後や運動後、カフェインやアルコールの摂取後に水分補給をするのもいいですが、、、
水分補給をしすぎると、逆に腹痛や下痢、胸焼けのような気持ち悪さが起きて眠れなくなります。なので、水分補給もほどほどにしてください。
寝る時に美容のためにやってはいけないNG行為
寝る時は血管やリンパの流れが遅くなり、さらにベッドや布団によって血管やリンパ管が圧迫され続けます。
それによって、朝や寝起きには必ず筋肉を含めた細胞全体が硬くなり、むくみも増します。
それらは誰にでも起き、基本的には動いてる間に回復しますが、悪化を招く行為が混ざると、慢性的、持続的な悪い変化を遂げます。
以下より寝るときに美容のためにやめておいた方がいいNG行為を記載します。
1. メイクをしたまま寝る
メイクをしたまま寝ると、毛穴にメイク汚れが詰まり、ニキビや肌荒れの原因となります。
また、ファンデーションなどが肌を摩擦し、シワやたるみの原因にもなります。寝る前は、必ずメイクをしっかりと落としましょう。
塗り薬やベタベタが基本的に苦手な人
1日の汚れのベタベタ感で精神的に不快感を感じて寝れない女性もいるでしょう。そのタイプは化粧を落とした方が絶対にいいです。
2. きつめのブラジャーやストッキング
ブラジャーの締め付けによって肩こりが起きるケースがあります。実際女性の肩こりとむくみの発症率は高いです。
つまり、ブラジャーによって血管が圧迫を受け、むくみや肌のターンオーバーの乱れ、バリア機能の低下を抑えるケースがあるということです。
見た目をよくするためのストッキングやベルト、関節のサポーターに対しても同じことが言えます。
赤月堂からのアドバイス
就寝時は、締め付けるような物は避け、できるだけ血管やリンパ管に圧がかからない緩めな着心地の服、下着をお勧めします。
3. 横に寝たとき顔を枕にあてる
横に寝る時に、顎に強く圧がかかるように枕が当たってしまうと顔の歪みが悪化します。
顔や顎の骨が歪むと見た目のバランスが悪くなります。
また、顔や顎の歪みが強くなると、連動して首の骨の歪みも強くなります。
そうなると顔のバランスだけでなく、肩こりや頭痛発生の可能性がさらに増します。
顎や顔が歪み、完全にズレると常に血液やリンパの流れが悪くなります。つまり、肌から血の気が奪われ、肌の老化、肌荒れにつながります。
十分に血やリンパが機能してないなら、水分を取っても乾燥する肌になっていきます。
顎や顔骨の歪みを予防する方法
仰向けに寝るのが早いですが、一点に強く当たるのを避け、全体に圧がかかるように顔を置くといいです。あるいは、それがしやすい枕に変えましょう。
美肌を育み、キープするためのポイント
✅寝る1時間前には、脳や身体のスイッチをONにしてしまうような気になることはすべて片付けておきましょう。
✅眠れる環境づくり、自分にとっての適温、自分にとっての部屋の明るさ、音のあるなしも人によって異なるでしょう。自分に合った睡眠環境を作りましょう。
✅寝る前に肌を保湿することは重要ですが、逆に何もつけない方がストレスなく眠りやすい人もいるでしょう。ストレスがないことも美容に繋がります。その時の気持ちの状況によって、つける・つけないを決め、また、時に、化粧水だけにしてみたりするのも美容にいいと思いますよ。
✅内臓と肌には深い関わりがあるので、美容に良い物を摂取することばかりではなく、内臓を労わることも意識した方がいいです。
✅自分がOFF状態・リラックス状態をキープすることを基準に自分の行為や習慣を見直してください。
まとめ
就寝前や深夜にしてはいけない美容習慣をいくつかご紹介しました。美しい肌を保つためには、寝る前の習慣を見直すことが大切です。今回ご紹介したことを参考に、今夜から実践してみてはいかがでしょうか。
この他にも、
窓を開けて風通しをよくする、寝る前に保湿クリームを塗る、美容品を変えるのではなく美容品の使い方を変える、枕カバーを清潔に保つなど、美肌を保つための方法はたくさんあります。自分に合った方法を見つけて、毎日の生活に取り入れてくださいね。