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自分が肩こりかを見分ける方法

みなさんこんにちは、名古屋の整体赤月堂です。

みなさんは美容室や友達に肩を触られた時によく
『肩こってますねぇ〜』
と言われたことないでしょうか?

それを言われたことにより
中には
『え?肩こり?なんかよくわからないけど自分は肩こりなんだ』
と、漠然と『自分は肩こり』と決めつけて行動を起こす方もいます。

でも、本当に『肩こり』なのでしょうか。
今回そんな疑問点も含めて解消していきたいと思います。

肩こりあるある『わからない』

他人に肩を触られて
『肩こってるね』
と、言われた経験のある人は結構いると思います。

そしてその中には必ずこういう人達が多く紛れています。
『え?私肩こってるの?』
と、自覚症状がなく、首を傾げる人たちです。

これはなぜでしょう?
答えは簡単です。

確認の仕方が間違ってるからです。

それを説明する前に、肩こりの重要ポイント僧帽筋(そうぼうきん)について話していきたいと思います。

僧帽筋の役割

肩こりの人がよく押さえてるところ、そこがまさに僧帽筋です。

肩こりのセルフチェック

僧帽筋は肩まわりの筋肉で、首まで付着している筋肉です。
肩甲骨を動かすための筋肉というイメージですが、他の筋肉と連動して姿勢にも関わってきます。

噛み砕くと

僧帽筋が収縮することで、肩甲骨を上にあげたり(映画見てるとき肩が上がってくる作用)、

肩こりのセルフチェック

背骨に向かって中心に両側の肩甲骨をスライドさせたりします。(姿勢筋と連動して肩を後ろに引き胸を開いて姿勢を正すときの作用)

肩こりかどうか
肩こりのセルフチェック

もう少し突っ込んでいくと

スーパーの袋など荷物を持つときに肩が落ちないように働いてくれます。
荷物を持っていない時でも、肩がちょうどいい位置になるよう腕の重みを支えてくれます。

デスクワークの時は、前屈みになると頭を支えてくれます。
さらに猫背になると、肩甲骨が開くことで僧帽筋が伸ばされながらも縮んで支えるので硬く張ります。
※荷物を持った時の働き

肩こりのセルフチェック

僧帽筋がないとどうなるのか?

この僧帽筋がないと人間は残念な姿になります。
極端な例ですが、腕の生え方が穏やかではなくなります。

肩こりのセルフチェック

※腕の重みを支える筋肉全て省いた例です。

穏やかではないでしょう?エイリアンかトカゲみたいです。
僧帽筋が腕の重みを支えることで、私たちは常にちょうどいい位置に腕を生やすことができています。
そして荷物を持った時も重みに対して拮抗する力を発揮してくれてるのです。

他にも、僧帽筋のおかげで肩甲骨が引き寄せられ、大胸筋がない人でも、さも胸があるかのように胸を張って(昔の某お笑い芸人のように)威嚇したり、美しいボディラインかのように偽装できるのです。
これが俗に言う『僧帽筋マジック』です。

威嚇行為したりするこの見栄っ張りなイケメン筋肉を個人的に憎めない奴だと思ってます。

本当は気が弱く、立ち位置をわきまえた空気の読めるいい奴なんです。

肩こりのセルフチェック

↑これは僧帽筋の擬人化画像です(僕のせいでご主人様また誤解されてたよ・・・)

肩こりを憎んでも、僧帽筋のことは憎まないであげてください。

もしこの僧帽筋がないと、先ほどの謎の生物みたいになってカッコつかないだけでなく、三角筋だけで手をあげることになるので高いところに手が届かず機能的に不便です。

常に肩をベストポジションに安定させ、僕らが穏やかな腕の生え方をしてられるのはこいつのおかげなんです。

肩こりを確認しやすい方法

僧帽筋の役割を聞いてもう気づいたかもしれませんが、
座ってる時や立ってる時に姿勢を作ってくれたり、腕の重みを支えたりと僧帽筋は働いてくれています。

その状態で触診すれば
『そりゃ硬いわぁ〜』
と言うわけです。

では肩こりかどうかをどう確認したらいいのでしょうか?
僧帽筋が働いていない脱力しやすい姿勢で確認すればいいだけの話です。

実際に違いを確認してみましょう。

まず起きた状態で首肩を触ってください。
次に仰向けで自分の首肩を触ってみてください。

触るとさっきより柔らかくなってるのわかりますか?

その柔らかい状態で、硬さや硬結部位を探した方がより正確です。
素人でもどこがどう硬いか判断しやすいです。

でも、本当はもっと簡単で正確に、そしてわかりやすい『肩コリかどうかわかる方法』があるんです。

では、次にその話を進めていきます。

そもそも硬ければ肩こりなの?

ぶっちゃけてしまえば、肩周りの筋肉が硬くても『肩は凝ってない』と言う人もいれば、逆に柔らかくても『肩が凝ってる』と言う人もいます。

人それぞれ筋肉の硬さは違い、また、肩こりを起こしてる原因も違うので、他人に『肩がこってる』と言われても自覚がないならそんなに焦って真剣に考えなくても大丈夫です。

『じゃ、さっきの肩こりの確認方法ダメじゃん!』

いやいやそんなこと

『ありますね。』

実は肩こりの原因には頸椎のズレ(首の骨)や腰の歪み、僧帽筋に繋がる筋肉や神経、手指や足先から始まるものまで、原因は人それぞれなんです。

僧帽筋の硬いところをうまく見つけてほぐしても、そもそもの原因が違えば意味ないのです。

つまりみんながみんな、自分が肩こりか見分ける簡単な検査法なんてそうそうないんですね。

でも、ここからが重要です。

検査法、診断法、見分ける方法なんてたいそうなこと書きましたが、
この理論を聞けば考え方がシンプルになり、一発で肩こりかどうかがわかります。

肩こりかどうかわかる究極に簡単な見分け方

聞いたことある方が結構いると思いますが、痛みや違和感はいわば体のシグナル、危険感知信号です。

無痛症でない限り、この機能は平等に働いてくれます。

もし無痛症で体の異常に気づけないとどうなるか?
足にガビョウがささっても、ムカデに足噛まれても気づかずシャレにならないことに・・・。
つまり、体の中の骨や筋肉のズレ、病気などの異変にも気づかないと言うことです。

気づかないと言うことは悪化が進んでいきます。痛くないのに気づいたら一歩も歩けなくなってた。なんてことが起こる可能性があります。

でも、基本的に痛み、痺れ、違和感を、言い換えれば『危険』を感じられる我々はそれを事前に防いだり、悪化を止めることはできます。

結論を言うと
『肩が重い』
『首が回らない』
『常に張り感がある』
『肩が痛い』
と言った自覚がないなら、

『肩こりではない』

と判断して構わないです。

つまり、それらの感覚がそもそもないなら、現段階では身体は異常事態ではないと言った方がわかりやすいでしょうか。

『肩凝ってるね』と言われても『自分ではわからない』という人、
何も感じてないということは危険を感じてないので大丈夫です。
安心してください。
本当に肩が凝ってたら自分で気づきます。

この方法の注意点

それでも気づかない隠れ肩こりの方は実際にいます。
例えば、頭痛持ちだと頭痛を意識しがちで肩こりに気づかない方が中にはいます。
また、それが普通だと思ってて気づかない人もいます。
ですが、基本的に何も感じるところがないのなら、現状手を加える必要性はないと判断していいです。

最大の注意点は、これらのことを知ることによって、仕事中上司に肩を触られ
『肩こってるね、揉んであげようか?』と言われた時、
ドヤ顔でここに書かれたこと話すとひねくれ者だと思われて嫌われます。

自分は肩こりじゃない!
と、反抗するのではなく、素直に上司や友達を受け入れてあげてください。

良好な関係は職場環境を良くするだけでなく心にも肩にも優しいです。

また、女性の方は上司の気遣いに対して、

ヤダこの人!
私肩こってないのに、肩触っただけで私の全てを知ったように接してくる!
肩だけ触って私の何がわかったって言うの!?

なんて思わないであげてください。

『オレはお前のことちゃんと理解してるんだよ』

なんてイケメンアピールは生理的拒絶反応起きるかもしれませんが、肩こりから始まる恋愛もあるかも知れません。

ここは職場環境と心と肩のためにグッと耐えましょう。
グッと耐えた結果、本当に肩凝りになったという人は赤月堂に来てみてください。

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やるやらないはそちらの自由です。

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