骨盤ベルトと腰椎コルセットの違い

名古屋市緑区の整体・赤月堂です。

こんにちは。

今回は骨盤ベルトと腰椎コルセットの違いについて。

基本的に私は骨盤ベルトしかオススメしません。

腰痛持ちで腰椎コルセットをつけてる人に、骨盤ベルトを勧めると明らかにそちらの方が楽だという結果が出てるからです。

そもそも作りが違います。

腰椎コルセット（腰椎ベルト）

腰椎コルセットは腰痛の人に対してデメリットが多いです。それは構造を見れば明らかです。

まず幅が広すぎる。幅が広すぎることで固定したいところがうまく絞めれてないです。

幅が広いせいでポイントを狙えない。力が分散してるからです。それではしっかりとした固定はできないです。

そのせいで違うところがアプローチされて動きにくくなるだけです。

次に支えです。腰を支える部分が必要ない箇所を支えてしまってる上に、固定の邪魔にもなってる。

支えすぎてる事で、筋肉を弱らせる可能性も高い。

正直これらの事から、腰椎コルセットが必要な人種はかなり限定された少数の人だと思います。

まともな医者なら『腰椎コルセットと骨盤ベルトどちらを与えた方がいいか？』の判断はできてると思いますが、明らかに腰椎コルセットを渡されてる人が多いので驚きを隠せない（苦笑）

骨盤ベルト

骨盤ベルトは幅が狭く固定したいところに正確にアプローチできます。

力がちゃんと当てられ固定でき、その力を阻害するような物もついてないです。

また、骨盤と腰椎4、5番が固定されていればいいので、ベルトを使いすぎて筋肉が弱ることもありません。

おまけ情報です。靴のインソールや足首のサポーターでも腰痛は変化します。

試してみたい人は誰かに固定してもらったり、安い器具で試してから、良いものを買うことをオススメします。

骨盤ベルトをつける位置

必ず骨盤を包み込むように巻くことが重要なポイントです。

その時、骨盤範囲内にある腰椎5番（背骨の1番下）が収まるように巻けると1番いいです。

動きにくい人は少し上目に装着しても大丈夫です。

骨盤ベルトをつける場面

骨盤ベルトをつけるタイミングですが、腰を痛めそうな原因の作業をするときにつけるのがいいです。

寝るときや特に動かなく負担がかからない時は外してても大丈夫です。

一日中つけるのはオススメしません。

必要そうなタイミングでつけるのがオススメです。

窮屈感が嫌じゃない人は仕事中ずっとつけててもいいと思います。