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小児麻痺の整体施術レポート

こんにちは、名古屋市緑区の整体院『赤月堂』です。

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目が・・・
口半開き・・・

今回は6歳児の小児麻痺の整体施術レポートです。

小児麻痺の症状

小児麻痺の整体施術

・右手と右足の小児麻痺

・走る時に右足がぶつかり走りにくい。

・右腕が成長しにくく短くなり始めてる。

・右手で物を握る時、力がいれにくい。

・右手の力がいれにくいから、手を甲側に返して屈筋を伸ばしながら指に力を入れてる。

・指の細かい動作ができない。

・腕全体が動きにくい。

・肘が曲がらない

6歳の小児麻痺の触診

小児麻痺は脳が関わるので、頭蓋骨や頚椎、脳幹、脊髄周りを触診します。

麻痺が起きてる側は使いにくいし、子供なので使える腕を使ってしまいます。だから、そこから筋肉が硬くなって歪みを作ってます。

逆によく使う方は使う分柔らかく成長するための栄養も行き届いてますが、右半分と左半分の硬さと柔らかさが違うので、バランスが違くて骨がズレ始めてます。

頚椎と頭蓋骨のズレが酷く、骨盤も歪んでいました。

やはり一番バランスを取る箇所がややこしくなってます。

そして、使いにくい右手の肩関節はかなりズレてました。子供なので柔らかいですが、体液の循環がスムーズでないので左腕に比べると硬さを感じます。

体液が循環されてないということは、栄養も行き渡らないし、老廃物も除去しにくい状態です。わかりやすく言うと、細胞の活動もかなり悪くなってます。

つまり腕が成長しにくい状況ということです。

身体は使った分だけ筋肉の伸縮や内部圧力で血液が循環されます。

使わなければ、血液やリンパは循環されないので細胞は硬くなります。

この状況を放置するともっと硬くなっていきます。これを変えないと右腕は成長しにくくなっていく可能性が高いです。

小児麻痺の施術

施術時間は10〜15分ほど。

脳幹を3分ほど調整すると手がだいぶ自由に動くようになっていました。

そのままさらに頭蓋骨、頚椎、脳幹、肩関節を調整します。

すると、腕をヘビのように力強く動かし、手首も内側に曲げながら物を掴めるようになっていました。

肘も手が付くまで曲がるように回復していたので、骨盤を調整するともう少し変化しそうです。

今回骨盤はやりませんでしたが、足も引っ掛からなくなっていたので、子供が部屋で暴れていました。

小児麻痺のセルフケア

今まで経験した小児麻痺だと、無痛で皮神経を刺激するのもけっこう有効でした。神経が刺激を受けて、脳のプログラムに影響が出るんだと思います。

めちゃくちゃ揉むはあまり意味がないです。一時的な効果は大きかったですが。ほぼ一時的で終わります。

動かしにくい部位を強く長時間揉むよりも 『1日数回に分けて優しく揉む』方が有効です。

『筋肉を柔らかくして血流を加速する意識』で揉むより『体液循環をスムーズにする意識』で優しく圧迫する方がかなり有効です。

小児麻痺は大人も子供も、首や頭蓋骨、脳幹の影響が強い人が多いので、寝るときにタオルで自分の寝やすい高さの枕を作るといいです。

小児麻痺へのアドバイス 〜足底のアーチの崩れ〜

子供の場合、状況によりますが、そんなに酷くないならあまり器具などに頼らない方がいいです。

例えばインソールとか、無理矢理足のアーチを作ったり。

使用してる子の足を見ると、正直『インソールいらないよね、この子。逆に数年後に体壊すぞ』と思うことがあります。

アーチを作るインソールは確かに大人でも腰痛が消えたり、歩きやすくなったりします。骨盤ベルトみたいなものです。

しかし、それがないとダメな状態になってしまう可能性も起きます。

例えば、骨盤ベルトに頼りすぎると筋肉が弱るというより、骨盤ベルトがある状態で脳は身体のバランスを作っていきます。だから、骨盤ベルトがないと動けなくなったりします。

正直、扁平足は悪くないです。その人にとってそれが自然なら『足裏のアーチが崩れてるわけではない』です。

足裏にアーチを作るのが必要な人は独特な感触が現れてます。それがある場合はインソールでアーチを作ってあげるのはかなり有効です。

あと、足裏のアーチを変えるだけで、全身のバランスが変わります。そして、足裏の形は人それぞれです。

なので、的確に触診して、判断してインソールを作らないとダメです。

子供の場合、年齢が増すたびに身体の形が変わっていきます。だから、同じインソールを使い続けるのはオススメしません。

なんなら、もう器具が必要ない状態になってる可能性だってあります。

それどころか、原因は人それぞれ違うので足裏のサポートではなく、骨盤や膝、肘のどこかにサポートの必要性が現れてるかもしれません。

例えば、インソールをやめて、逆に骨盤か、膝にサポート器具を使用してみます。それで前より体が楽なら、そちらに原因があると言うことになります。

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