運動不足の人・運動をしない代わりにストレッチだけやってる人の筋肉
こんにちは、名古屋市緑区の整体『赤月堂』です。
今回は健康関連の情報です。
目録
運動不足や運動の代わりにストレッチだけしてるとどうなるか?
簡潔に言えば筋肉が硬くなります。
実際、整体に来るお客さん。特に主婦層に多いのがこれです。↓
『私運動はしないけど、ストレッチしてるから可動域こんなにあるんですよ』
と、前屈してペタッと地面に手を着けてる人達。
確かに可動域はあります。
でも、いざ身体を触診するとめちゃくちゃ筋肉が硬い。
ハッキリ言ってしまえば、筋肉に弾力性がなく、女性なのに女性のような柔らかい感触がない質の悪い筋肉。
体液循環がスムーズな健康的な筋肉は柔らかく弾力性があります。それが柔らかい質のいい筋肉です。
可動域があっても硬い感触の筋肉は、体液が循環してないので細胞に十分な栄養が届いてない証です。(酸欠状態の細胞)
しかも、老廃物も処理しきれてないという証でもあります。
つまり、可動域があっても触り心地の悪い硬い筋肉なら怪我の予防、未病、美容の効果はないです。
なぜ運動代わりにストレッチしてて筋肉が硬いの?ストレッチのせいなの?
主に1番の原因は運動をしないからです。
そして、
2番目にストレッチの方法が間違っているからです。
2番目をもう少し詳細に言うと、アプローチのやり方が違ってたり、そもそも原因が違う場所にあったり、可動域を広げることだけ考えた防御反応を引き起こす乱暴なストレッチ。
1番目の原因をわかりやすい現象で説明すると、
寝て起きた直後やデスクワーク後など筋肉が硬くなってますよね?
それと同じです。それの仕組みを次の見出しで本質的に解説します。
1番目は柔らかい筋肉を得るために絶対必要な知識なので、今回は1番目をメインに話を進めてきます。
筋肉を本当の意味で柔らかくする方法
今まで施術してきて『いい性質の筋肉』を持ってるのは、ほぼ確実に『運動してる人達』でした。あるいは『過去によく運動していた人』。
つまり、動くことが多い人。活発。活動的な人達です。
本質的な説明をすると、
動くとき筋肉は伸びたり縮んだりします。
この伸縮作用で血液やリンパ液が循環されます。
それゆえに細胞への栄養供給と老廃物排出の循環が行われる量が多いです。
そしてそれは細胞一つ一つを常に元気で若々しく維持できてることを意味します。
そりゃ〜筋肉柔らかいです。
だから柔らかい筋肉の人は免疫力も強いし、衝撃に耐えられる柔軟性もあります。
少しの努力で肌や内面の健康・美容効果も高く出やすいでしょう。
筋肉が硬くなっていく原理
一方、運動の代わりにストレッチしてるという人たちはどうでしょう?
説明しなくてもなんとなくわかりますよね?さきに説明した逆の現象が起きます。
率直に言えば、それは『悪い性質の筋肉』です。
動かないことで血管やリンパ、脊髄液はポンプされません。だから、十分でスムーズな栄養供給は行われません。
つまり、細胞一つ一つが元気ではない状態になります。軽い酸欠状態とも言えます。
不要物の排出ももちろん遅れます。疲労物質を溜め込んでる状態とも言えます。
毎回そんな身体環境にいたら、そりゃ筋肉は硬い性質になっていきます。
栄養供給と老廃物の排出がスムーズでなければ、自己回復力・自然治癒力は低下します。免疫力も下がるし、強い筋肉を作るのも難しい状態です。
健康だけでなく美容面でも悪いでしょう。
しかも、筋肉が硬いということは衝撃に対して柔軟な対応ができないということです。硬ければ物理的衝撃の力はそこを中心に自分に強くぶつかり、中に留まりやすいです。
そうしてダメージの蓄積が起こります。
日々の積み重ねで筋肉が養われるように、日々の生活で身体は悪い意味で養われていきます。
可動域があるのに何が悪い?
例えば、
あなたは買い物するときに、伸びきった輪ゴムと伸縮する輪ゴムのどちらを買いますか?
ゴムとして機能しない輪ゴムをわざわざ買いますか?それならもはや紐買った方がいいです。
子供に伸びきったゴムで遊ばせるのは残酷ですよ。全然飛んでくれませんもん。
引っ張ってる間に千切れちゃう・・・。
伸縮しない分耐久力ないですもん。
しかも、人間みたいに栄養で回復する機能がないんで、どんどん傷んでいきます。
でも仮に輪ゴムが人間のように栄養で傷を再生するなら、きっといつまでも若々しく今の状態を維持してるでしょうね。
てな、説明でなんとなくイメージできたでしょうか。
さて、めんどくさくなってきたのでここで話はおしまいにします。