なで肩や猫背を治すには? なで肩=猫背=肩こり?
こんにちは、名古屋の整体”赤月堂”です。
まずタイトルの結論を述べると、
なで肩、猫背と肩こりに世間で思われてるほど関連性はないです。
なで肩を治す?ほとんどのなで肩は悪いことではないです。
ではここから『それはなぜか?』と『なで肩』について書いていきます。
目録
筋肉による”なで肩”
基本的になで肩は僧帽筋の発達、僧帽筋の付着位置や形状、首の長さなどが関連します。
画像を見るとよくわかると思います。
僧帽筋を鍛えてる人、習慣的に僧帽筋を使う人は、僧帽筋が発達しているのでなで肩に見える人が多いです。
普段から無駄に力が入ってる人、疲れすぎて僧帽筋張ってる人、ダラけた姿勢の人も僧帽筋が発達した人たちみたいになで肩に見えることがあります。(それでもそんな気にするほど肩が下がってるようには見えませんがね)
そんな感じなんで、そんなになで肩と肩こりに強い関係性はないです。世の中なで肩じゃない肩こりの人の方が圧倒的に多いです。
なんなら、 どこからどこまでがなで肩の基準なのかわからないですし、逆に地面と平行の肩だったら力んでる人みたいで変です。そんな肩の人見たことないし。
で、また、基本的に筋肉の発達(僧帽筋の膨らみ)でなで肩っぽくなるので、決して悪いことではないです。
むしろ僧帽筋が発達していることを周りの雑魚共に誇ってください。
骨格的問題による”なで肩”
骨格的問題、鎖骨のせいでなで肩になってる人はいないと思います。
なぜなら、鎖骨が異様に下がってる人を見たことないし、そもそも肋骨や関節間の軟部組織によって鎖骨の可動域に制限がかかってます。
なので、困り眉のように八の字に下がってる鎖骨は今のところ見たことないです。
仮にいたとしても未だ出会わないなら、まず一般的にそんな人はいないと言うことになります。(ごく限られたレアな症例ということになる)
巻き肩や猫背による”なで肩”
ぶっちゃけほとんどは、そんな言うほどナデ肩でも猫背でもない人たちです。
肩こりとの関連性も低いです。
なぜなら 猫背もなで肩と同じで、そもそも基準がないです。私には見た目や雰囲気でそう呼ばれてるようにしか見えないです。
なので、猫背の大半は単にだらけてるだけの人です。みなさんやりますよね?常時ピシッとしてたら人間肩こりになってしまいますよ。
本当に猫背の人は、どんな時も何やらせても猫背です。骨の歪みや変形なんで常時猫背です。
猫背じゃない時があるなら、それが楽だからだったり、ダラケてたり、力抜いてるから猫背みたいになるだけです。
また、原因が本当に骨や筋肉にあるのなら、背骨触らなくても骨盤で治ります。それで治らないのは、ただのダラケてる人です。そんな人に背骨を無理やり何度矯正しても戻ります。
なぜなら、身体のせいではなく性格上の問題だからです。だから、そんなもの治らないし、治す必要がないです。
その人その人自然な形があるので。
なぜ猫背はなで肩をイメージしてしまうのか?
正直、人間ダラケれば、猫背になるし、猫背になる時肩を巻くように肋骨上を肩甲骨がスライドするんで、自然に巻き肩にもなります。
試しに鏡の前に立ってみてください。
そして鏡の前でダラけて猫背になってください。
背中しっかり丸めて、腕をダラっとすると、肩や腕巻いていきますよね?
また、背中を丸めていくと、どんどん後側(背中の丸み)が前に顔を出してきて肩が下がってるように見えますよね?それだけです。
さらに試すと、肩を引き胸を張ってください。そこから(さっきと違い無理やり曲げて猫背を作らない)腕だけをダラっとしてください。
どうでしょうか?背中側の丸みが見えないんで、肩そんなに下がってないですよね?
じゃあ、あなたはなで肩ではないです。ありきたりな傾斜の肩です。悩む必要ないです。
もっと比較したいなら、なで肩の芸能人を調べてください。特に同一人物で数種類の画像を比較すると、筋肉のせいか、首のせいか、あるいは、これは服やアングルで余計そう見えてるだけでそんなになで肩じゃないとか、比較できますよ。
写真によっては絵に描いたような『なで肩』に見えますが、同一人物でいくつか画像見ると『あれ?意外と普通に見える時がチラホラあるぞ』となります。
結論
なで肩や猫背の相談はあるが、
本当のなで肩の人はいない。(肩下がってる人)
また、同時に真の猫背も変形以外ではほぼいない。だから、ほとんどの人はダラケてるだけ。
肩こりとの関連性もかなり低い。なぜなら、偽物(自分がそうで、また原因もそうだと思い込んでる人たち)ばかりだから。ストレートネックもその一つです。
そしてなにより『猫背』と『なで肩』の判断基準が非常に曖昧。確認方法が明確にないので、そう見えれば認定される。だから、誰でも猫背やなで肩を名乗れますよ👍
2024年5月4日